大河ドラマ真田丸に原作はあるの?どんなあらすじ?
来春1月よりNHKで毎週日曜放送予定の大河ドラマ「真田丸」。
脚本はあの三谷幸喜さんで、真田信繁を中心にした歴史人間ドラマになっております。
真田信繁という名前ではなじみは薄いかも知れませんが、あの真田幸村のことです。
ところで真田丸には、原作というものが存在するのでしょうか。
大河ドラマ真田丸の原作とは
過去の有名な大河ドラマの中には、有名な作家さん原作のドラマが数多く存在します。
- 司馬遼太郎さん原作「功名が辻」
- 宮尾登美子さん原作「篤姫」
- 火坂雅志さん原作「天地人」
等が有名ですね。
今回三谷幸喜さんが脚本を書くのですが、原作は?と気になっている方もいるのではないでしょうか。
原作本を読んだ上で大河ドラマを楽しむという方も少なくありませんからね。
しかし残念ながら、真田丸には原作はありません。
三谷さんがこの大河ドラマの為に書き下ろした作品です。
2004年に三谷さんが脚本を担当された大河ドラマ「新選組!」も三谷さんの書き下ろしでした。
この時は前編後編に分かれて、出演者やあらすじ等を紹介した、ドラマストーリーブックがドラマの放送されている時期に発売されています。
今回の真田丸でも恐らく発売されるでしょう。
ドラマを楽しむ上での貴重なガイドブックとなるので、期待したいところです。
また、真田幸村関連の本はたくさん出ていて、中には漫画で分かる優しい本もありますので、1冊読んでみるとより楽しめると思います。
真田丸のあらすじ
真田信繁(幸村)と言えば戦国時代の名将として有名ですよね。
戦国のバトルもののゲームにも必ず登場する人物です。
とくれば、戦や合戦のシーンが必然的に多い?と予想されますね。
しかし三谷さんの作品は、生きるか死ぬかよりも、ハートフルでクスッと笑いを誘うような雰囲気を醸し出すものが多いのが特長です。
そして今回三谷さんは、武将としての信繁だけではなく、真田家の家族の中での信繁の姿をも描いていきたいと話しておられました。
真田家の次男として生まれた信繁は、天才の父、秀才の兄の背を追いかけながら、時には悩み、苦しみ、あがき、そして家族に助けられながら、この戦国という乱世を必死に駆け抜けていきます。
そして最期に信繁が、大阪の陣で戦国時代最強の砦「真田丸」を作り上げるに至るまでを、「真田丸」という一槽の家族船の航海に見立てながらストーリーは紡がれていくと思われます。
三谷さんは、真田信繁や新選組は歴史を築いたもの(勝者)ではなく敗者であるが故、惹かれるのだと話されております。
そして前回、「新選組!」で初めて大河ドラマの脚本を手掛けたことによって、歴史の面白さとテレビドラマの面白さ両方を知ることができたと。
今回再び脚本を書くにあたって、三谷さんは自身の感じた「ワクワク」をぜひ視聴者の皆さんにも感じてほしいと語っておりました。
さあ皆さん、大河ドラマ「真田丸」を通じて三谷さんのワクワク、感じてみませんか?