真田丸 20話のあらすじネタバレと感想
NHK大河ドラマ真田丸20話のあらすじネタバレと感想です。
あらすじのネタバレは放送開始前に、感想は放送開始後に追記します。
前話を見逃した方はこちらからどうぞ。
真田丸 20話のあらすじネタバレ
後陽成天皇が秀吉の元を訪れてきた。
秀吉は諸大名を引き連れて帝に拝謁し、これにより大名たちは帝の前で秀吉に忠誠を誓う形となった。
もはや天下統一を果たしたと言っても過言ではない秀吉だったが、実は大きな悩みを抱えている。
跡継ぎとなる子がいないのだ。
そんな秀吉に朗報が。
側室の茶々が妊娠したのだ。
大喜びする秀吉。
しかしこれが後に大惨事を招くことになろうとは知る故もなかった…。
そんなある日、秀吉に子が出来たことを揶揄する落書きが発見される。
秀吉は大激怒し、落書きの犯人をすぐさま捕らえるよう石田三成に命令する。
三成から調査を命ぜられた信繁が犯人捜しをしていたところ、とある門番の名前が浮上。
これを知った秀吉は、門番たちを全員はりつけにすると言い出し…。
以上、NHK大河ドラマ真田丸20話のあらすじネタバレでした。
以下は実際に20話の放送を見ての感想や詳しいあらすじです。
真田丸20話の感想
真田丸の第20話『前兆』は、豊臣家の滅亡を予感させる秀吉の乱心から生まれる悪政が際立った放送回でした。
なんとなく、この辺から観ているこちらも、気が重くなってくるストーリー展開ですね。
しかし、ここをなくして終盤の関ヶ原の戦い、大坂の陣へはつながらないので、ここはコメディ担当の大泉洋さん、草刈正雄さんにがんばっていただきましょう。
茶々の妊娠
秀吉には、子がいません。
それは、天下を手に入れる手前にきながらも、頭のいたいところです。
そんな中、茶々が子を授かったことがわかります。
大喜びしたのは、ほかの誰でもない秀吉です。
54歳でようやくできた子に、秀吉はいろんな思いを巡らせます。
なにしろ、寧をはじめ秀吉の側には多くの女子がおりながらも、誰一人として妊娠には至らなかったからです。
その頃、刀狩をはじめ秀吉の政策に苦しめられていた民たちは、この茶々の妊娠を茶化すような噂を流します。
当然、秀吉も疑心暗鬼になり、噂を信じその噂に翻弄されてしまったのです。
信幸の離縁
信幸は、妻おこうに頭を下げ離縁を申し出ます。
おこうは、涙を流しながらも信幸の言葉に理解を示し受け入れます。
本多忠勝の娘稲が、真田家へ輿入れをします。
忠勝が変装して輿周りにいたのには、驚きました。
真田家の家族と別れの挨拶を済ませたおこうは、真田家の好意で信幸の側にいられることになります。
いい迷惑なのでは、信幸ですよね。
なんでそんなことをしてくれるのか。
こちらのわがままによって、やっと離婚したはずの元妻が、ずっと身の回りにいるということだけでも気が重いです。
加えて、新しい妻を迎えている手前、更に気が重いです。
ぼくが信幸の立場だったら、本当にやりづらいでしょうね。
信幸役の大泉洋さんは、ここでもコメディ担当って感じでしたね。
代えがたい寧の力
ある時、茶々のお腹の子の父親は、秀吉ではなく別の誰かであるというらくがきが見つかります。
秀吉は、激怒します。
そして、らくがきの犯人を見過ごした門番17人を張り付けに処します。
危機を感じた信繁は、石田三成と大谷吉継と共に、病死したもう一人の無実の門番を犯人に仕立てて、ここで秀吉の怒りをおさめようと画策します。
そして、三成が秀吉にその旨をお伝えします。
しかし、気が済まない秀吉は、その一家親類を皆殺しにせよと三成に命じます。
三成はその命に反発しますが、その三成にも切腹を申しつけようとした秀吉の前に寧が現れます。
秀吉が噂に反応すればするほど、民は噂を信じ、さらにその噂は広がっていくものです。
天下を治めようとする秀吉であれば、構えていればよいと寧は秀吉を一括します。
そして、茶々がそこに参戦し、信繁を巻き込みながらも、腹の子の父親は秀吉であると断言し、やっと秀吉の気もおさまりました。
それだけ、人として男として自分に自信がもてず、愛する相手すら疑ってしまう秀吉の気持ちは、分からなくはないだけに、同情してしまいますね。
しかし、この一件で犯した秀吉の悪政から、豊臣家は転がるように崩壊への坂を転がり落ちていくのです。
馬廻衆時代の信繁の19000石の所領て何処?
秀吉も家康も実在の人物像に近づいてきた様に思います。今までにない役作りですね。