真田丸 5話のあらすじネタバレと感想

Pocket
LINEで送る

真田丸 ネタバレ 5話

NHK大河ドラマ真田丸5話のあらすじネタバレと感想です。

あらすじのネタバレは放送開始前に、感想は放送開始後に追記します。

⇒真田丸4話のネタバレと感想はこちら

⇒ネタバレと感想記事の一覧はこちら

スポンサーリンク

真田丸 5話のあらすじネタバレ

織田へ使えることが決まった真田家は、人質として松を安土城に連れていく。

松を送り届けるために信繁や茂誠が帯同した。

真田一行が安土城に到着した翌日。

日本全国を震撼させる出来事が起こった。

本能寺の変

事件は天正10年(1582)6月2日の早朝に起こった。

織田信長が、本能寺で家臣の明智光秀に討たれたのだ。

信長が武田氏を滅ぼしてから、わずか3か月後の出来事である。

すべてを食らいつくし進撃していた信長の生涯は、家臣の裏切りによって幕を閉じた。

明智軍は、本能寺に火をつけたその足で、信長の息子・信忠のいる二条城も襲撃。

信忠も光秀により殺されてしまう。

家康の伊賀越えと梅雪の最期

このとき徳川家康は、堺を見物をしていて、信長親子が討たれたことをまだ知らない。

京で信長と会う約束をしていた家康は、穴山梅雪とともに京へ向かう。

そして、その道中で、信長の訃報が家康の元に届いた。

光秀は近くにいる織田方を襲うだろう。

危険を感じた家康は、急いで三河に戻ろうとする。

しかし、周りは危険な道ばかりで、よいルートが見つからない。

慌てふためく家康だったが、家臣の本多忠勝が諫め、冷静さを取り戻す。

そして家康は、伊賀の山道を抜けて帰ることを思いつく。

確かに、伊賀越えは光秀の予想もつかない意表をついたルート。

しかし山道には落人狩りも多数いて危険が伴う。

石川数正と梅雪は伊賀越えに難色を示すが、忠勝の説得もあり、そのルートで帰ることに了承した。

ところが伊賀越えの道中、二手に分かれたほうが敵を惑わせるとの理由で、梅雪は家康と違う道を選んだ。

 

もっともらしい理由を付けたものの、実際は厳しい山道に根をあげただけ。

さらに梅雪は、いざとなったら光秀に降ろうと考えていた。

しかし家康と別れた梅雪は、落ち武者狩りにあい、あっけなく命を落とす事になる。

一方、山中をいく家康一行の前に、一人の男が現れた。

伊賀出身の家康の家臣・服部半蔵が駆けつけたのだ。

半蔵の案内で、家康一行はトラブルをなんとか切り抜けながら三河を目指すのだった。

恋の悩みと信長の死に揺れる真田郷

本能寺の変に揺れる京からわずかに東。

信繁と松のいる安土にはまだ正確な情報が届いておらず、京で大火事があったとか、戦が始まったなど、あやふやな噂ばかりが飛び交っていた。

不安に駆られた信繁は、松を茂誠に任せ、状況を確認するため京へと向かう。

一方、真田の郷にも、まだ京の異変は伝わっていない。

堀田作兵衛は妹の梅を信繁に嫁がせたいと考えていた。

しかし、当の梅は信繁に惚れているものの、真田家と堀田家の家格の差を気にしており、自分と信繁では釣り合わないと感じている。

また、高梨内記も娘のきりを信繁に嫁がせたいと考える。

きりも梅と同様、信繁にひそかな恋心を抱いていた。

しかし、信繁の梅への気持ちを知っているきりは、自分の想いを封印し、梅の力になろうとしていた。

そんな矢先、内記がきりに真田家で働くよう命じる。

内記「真田家にお仕えしていれば、源次郎様(信繁)と話す機会も増えるだろう」

内記「お前が真田家に嫁いでくれれば、こんなうれしい事はない」

思わぬ話に、きりは嬉しさを隠しきれない。

 

昌幸が本能寺の変の知らせを聞いたのはその直後のことであった。

昌幸は、あの信長が簡単に討たれるはずはないと、この話を信じない。

しかし、光秀の使者がやってきて、手紙を見せられては、信じるほかになかった。

手紙にはこう書いていた。

光秀「義によって信長を成敗した。味方になれ」

昌幸は光秀の使者を拉致し、他の国衆に届ける予定の手紙を全て奪い取り、内記に燃やさせる。

信長の死をほかの国衆たちに隠そうとしたのだ。

こうする事で、他の国衆に対し主導権を握れる。

一見、冷静な判断で抜け目がなく、いつも通りの昌幸に見えたが、頭の中は混乱の二文字で埋め尽くされていた。

昌幸「信長の死が伝われば、各地の大名が一斉に立ち上がる。上杉、北条、毛利。長宗我部」

昌幸「主君を失った織田がそれらを抑えられるのか…」

信幸「ではどうされるのです。父上の本心をお聞かせください」

昌幸「わしの本心か。はっきり言おう・・・・まったくわからん」

 

やがて落ち着きを取り戻した昌幸が思案していた選択肢は4つ。

 icon-check-circle このまま織田氏に従う

 icon-check-circle 光秀の誘いにのる

 icon-check-circle 上杉氏に助けを求める

 icon-check-circle 北条氏に頭を下げる

はたしてどれが真田家にとって最善なのか。

思案にくれる昌幸を尻目に薫は、信長が死んだことで松がお役御免になるので、もうすぐ帰ってくるだろうと喜ぶ。

その言葉に昌幸はハッとする。

光秀の軍勢は近いうちに安土城も襲うだろう。

松が危ない!

昌幸はすぐに佐助を呼んで、安土へ向かわせる。

ようやく京の町に入った信繁が、本能寺の変を知ったのはそのころだった。

信繁は松の身が危ないと悟り、すぐに安土へ戻る。

スポンサーリンク

真田は上杉につく!しかし…

真田屋敷に国衆たちが集まっって軍議を開いている。

反真田派の室賀正武は、織田につくと言った昌幸に従ったのが間違いだったと糾弾し、もう昌幸の言うとおりにはしないという姿勢を示す。

そこで昌幸は光秀からの手紙を差し出す。

昌幸「味方に付いてほしいと泣きついてきた」

室賀「何が言いたい」

昌幸「明智は小県の惣代としてわしを選んだのだ」

光秀からの手紙が他の国衆にも届いていたことなど知る故もない室賀は言葉に詰まる。

昌幸「信長亡きあとの織田に、天下を治めるだけの力はない。よって我ら小県の国衆は、織田を見限ることにする」

動揺が走る中、昌幸は力強く続ける。

昌幸「上杉につく。信濃を狙う大名たちのなかで、我らが小県の値打ちを、まことにわかっておるのは上杉だけじゃ」

そして、すでに手は打ってあり、上杉景勝の元へ弟の信尹を行かせていると続けた。

光秀の誘いを断れば、当然織田は攻めてくる。

上杉氏の力を借りて、織田勢を追い払おうとしたのだ。

昌幸の手回しの良さに室賀はぐうの音も出ないのであった。

 

信尹は上杉家の家臣・直江兼続の同席のもと、上杉景勝との対面を果たす。

昌幸からの書状を読んだ景勝は、小県を預かることを了承した。

しかし、織田勢をしなのから追い払う件は断ってきた。

なぜかと問い詰める信尹に景勝はこう返した。

景勝「信長が討たれ弱っている織田に戦を仕掛けるような真似は出来ん」

信尹「弱っているからこそ、好機ではございませぬか」

景勝「弱気を助け強きをくじくが上杉家の家風である」

もっともらしい言い訳で断ったものの、戦いたくても戦えないというのが実情。

織田氏との戦いで越中の拠点・魚津城が落とされ、上杉家は瀕死の状態だったのだ。

 

一方、安土に戻った信繁と三十郎は、混乱する城内の中で松を見つけ出す。

松は一緒に人質に取られていた20人ほどと一緒に逃げると言う。

信繁たちは、なんとか古井戸をつたって城の外へと逃げ延びる事に成功した。

伊賀越えをしていた家康が岡崎城にたどり着いたのはちょうどそのころだった。

本能寺の変から2日が過ぎていた。

歴史はゆっくりと、しかし着実に動きだしていた。


以上、NHK大河ドラマ真田丸5話のあらすじネタバレでした。

以下は、5話の放送を見ての感想です。

真田丸5話の感想

真田丸の第5話、本能寺の変から始まりました。

本能寺の変がおきた後に焦点があたりがちなのが、その後の世を治めた羽柴秀吉です。

しかし、今回の真田丸では、後の好敵手となる徳川家康の伊賀越えに焦点があたります。

伊賀越えで服部半蔵の活躍

伊賀出身ということで、伊賀越えをして徳川家康を三河の地に無事送り届けることを使命とした服部半蔵が登場します。

伊賀越えで通る通り道とその近隣の住民には、ほぼ話が通っている半蔵に対し、家康一行は疑いの目を向けながらもついていくしかありません。

やっと危機を脱したかと思えば、また半蔵が家康の元にきて、近くには明智の家来衆がいるからと、さらに走り逃げ続けます。

体力の限界を超えながらもやっとの思いで三河に着いた途端に、妻・阿茶局の前で力尽き倒れ込む姿は、後に天下人となる家康の面影はまるでありませんでした。

きりの恋

真田信繁の梅への想いを知りながらも、密かに信繁を想い続けるきりの恋にも進展がありました。

幼なじみの梅も身分の違いによって、信繁への想いを抑えていることを知り、一時は応援したいと梅に伝えます。

しかし、父高梨内記の計らいによって、真田家へ奉公にあがることになったきりは、信繁の近くでお世話ができる嬉しさを隠すことができず、笑みがこぼれるシーンはきりを演じられる長澤まさみさんの可愛らしさが存分に出ていました。

今までは、真田信繁と梅の両想いの場面が目立ち、きりはせつない想いをすることが、多く見られましたが、少しずつですが、きりの恋も進展してきています。

今後もきりと梅の恋の行方が、楽しみです。

真田昌幸の困惑

真田昌幸は、織田信長の死で悔しがり、そしてその後を考え困惑しました。

高梨内記は昌幸に対し、この機を好機とみて織田を討つべきと進言します。

考え込む父を見て真田信幸は、父の本心を思い切って聞いてみます。

そこで昌幸が発した言葉が『全くわからん。どうすればいいかこの父に教えてくれ。』と知将真田昌幸らしからぬ言動、それだけ困惑したのでしょう。

結局、織田を見限り上杉景勝に近づき小県を上杉に守ってもらおうとします。

知らせを知る者と、知らない者

焼け跡になった本能寺を見た真田信繁は、父の嘆きを察しながらも、姉の危険を感じて救いに走ります。

抜け道を探しあてて、姉を救い出します。

一方、織田家臣の滝川一益は未だ本能寺の変がおきたことの知らせを受けていない様子です。

そんな中、真田昌幸、信繁と会います。

連戦の疲れをとりたいと温泉地の話をしながら、織田信長が天下布武という途方もない目標を掲げていたことを聞かされ、改めて信長の偉大さと喪失感に浸る真田昌幸と信幸親子でした。

次回第6話で秀吉登場

ただ少し気になったのが、第6話『迷走』の予告が、かなり短く感じました。

次回への期待感を煽るためには、もう少し長めに時間をとってもいいような気がします。

特に次回は恐らく羽柴秀吉、後の豊臣秀吉が本格的に出演してくる回だと思います。

ここから終盤の関ヶ原の戦いまでは、豊臣秀吉が治める世の中になり、そのスタートをきる放送回です。

それにしては、物足りない予告編でしたが、そこはホームページなどで楽しみを募ろうと思います。

では、また次回をお楽しみにしましょう。

⇒真田丸6話のネタバレと感想へ

⇒ネタバレと感想記事の一覧はこちら

スポンサーリンク
Pocket
LINEで送る

2 Responses to “真田丸 5話のあらすじネタバレと感想”

  1. ターボ より:

    室賀の「黙れ!!こわっぱ!!!」のデジャブに笑いましたw
    前回は迫真の演技に心奪われて、今回は縦に顔が揺れる程の迫真の演技が逆にギャグに感じて笑わずには入られませんでしたw

  2. 名無し より:

    家康一行の伊賀越えがコミカルな珍道中になっており、この解釈を気に入ってしまいました。

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ