大阪城の弱点平野口を守るために築城された真田丸とは?
大阪城の弱点を守るために、真田幸村が平野口に築いた【真田丸】。
2016年大河のタイトルは、この【真田丸】に決定しました。
主人公の真田幸村は有名ですが、真田丸のことを知らない人も多いはず…
本記事では、大河のタイトルにもなる、この【真田丸】を簡単にご紹介します。
真田丸って何?
大阪城平野口に、真田幸村が築城したと言われるこの【真田丸】が、2016年の大河ドラマのタイトルに決定しました。
この真田丸に向けて、徳川軍は、2万5000という兵力をぶつけてきたにも関わらず、僅か5000の兵で幸村たちは退けました。
そして大阪夏の陣初戦を豊臣軍勝利に導いたのが、他でもない真田幸村が築城したこの真田丸なのです。
軍師官兵衛で黒田官兵衛が天才的采配で、毛利からの攻撃を退けたり、秀吉に天下を獲らせたりしましたよね。
秀吉が天下を獲ったのは、竹中半兵衛・黒田官兵衛のおかげです。
もし2人がいなかったら、大きく歴史は変わっていたはずです。
そして、関ヶ原の戦いに敗れ、浪人を集めてようやく戦えた大阪の陣で、一瞬でも勝利できたのは幸村のお陰です。
真田丸を築城していなければ、確実に戦いを長期化させることも出来ませんでした。
たった2日ほどで、関が原で破れた豊臣軍。
多くの兵を失い抗う力を失ったはずの彼らが、徳川にひれ伏さず大阪の陣で戦えたのは、真田幸村がいてくれたからなのです。
一度高野山・九度山に幽閉され、そこから真田丸を築城し、再び這い上がった幸村…
その幸村が、父・昌幸のように大きく光り輝けた城こそが真田丸なのです。
真田丸が築城された理由は?
大阪上平野口に築城された真田丸は、一時的であったとしても幸村や豊臣を再び輝かせた存在です。
もし真田丸がなければ、大阪冬の陣・夏の陣は、なかったと言えるでしょう。
それだけ重要な真田丸ですが、築城されたのもちゃんと理由があります。
実は、難攻不落の大阪城と言われていましたが、唯一弱点が存在していました。
それが、他でもない平野口でした。
平野口は、大阪城の南方にある地域ですが、そこには空堀しか存在せず、ただのだだっ広い平野となっていました。
極端に言えばがら空き状態とも言える場所で、大阪城を攻め落とすならここしか無いという話も…
そんな弱点ともいうべき平野口を守るために真田丸は築城されたのです。
実際に、徳川軍も平野口が弱点であると見抜き、2万5000という大群を率いて攻めてきましたが、この真田丸と幸村の戦略で守りぬきました。
大阪城崩落を防ぐためには、どうしても必要だったため、築城されたのが大きな理由です。
2016年の大河【真田丸】では、きっとそんな時代背景も描かれることでしょう。
その複雑な歴史を、分かりやすく楽しく、そしてリアルに映しだしてほしいと期待しています。
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うちの兄真田丸のことようしってる。